宅地建物取引士 監修国税庁・法務省・裁判所の公表資料に基づく
相続した家の手続きと税金を、
期限と数字で整理する
親の家を相続したときに必要な手続き、かかる税金、使える特例を、国税庁・法務省・裁判所の公表資料に基づいて説明します。計算ツールは入力した内容をその場で計算し、どこにも送信しません。
CONCERNS
お悩みから探す
相続した家について多い8つの悩みごとに、最初に読む手引きと、数字を出す計算ツールをまとめました。
01
相続税がかかるか知りたい
基礎控除は3,000万円+600万円×法定相続人の数。実家の土地は特例で8割減らせることがあります。
02
何をいつまでにやればいいか
死亡届は7日、相続放棄は3か月、相続税は10か月、相続登記は3年。期限の早い順に整理します。
04
実家を売りたい
空き家の3,000万円控除と取得費加算には売却の期限があります。手取りを先に計算してから動きます。
05
空き家の維持が負担になっている
固定資産税、保険、管理の費用は毎年かかります。管理が悪く勧告を受けると、土地の税額が約3.6倍に。
07
兄弟で分け方が決まらない
共有名義にすると売るときに全員の同意が要ります。売る・貸す・住む・解体の4択から考えます。
手引き計算ツール
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7日以内
死亡届・火葬許可
亡くなったことを知った日から7日以内に市区町村へ。葬儀社が代行することが多い手続きです。
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14日以内
年金・健康保険の届出
厚生年金は10日、国民年金と国民健康保険は14日以内。葬祭費の請求もこの時に。
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3か月以内
相続放棄・限定承認
遺言書と財産・借金を調べ、相続するかを決めます。何もしなければ単純承認になります。
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4か月以内
準確定申告
亡くなった年の所得に申告が必要な場合、相続人が代わりに税務署へ申告します。
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10か月以内
遺産分割・相続税の申告
基礎控除を超えるなら申告と納付。特例を使うには期限までの分割が前提です。
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3年以内
相続登記・実家の売却
相続登記の申請義務。空き家の3,000万円控除は3年目の年末(2027年末まで)の売却が条件です。
CALCULATORS
計算ツール
相続税、登記の費用、売却の手取り、維持費、解体費を、入力するだけで概算します。税率と控除は国税庁の資料に基づいています。
- 相続した家の売却手取り計算被相続人の取得費と取得日を引き継いで譲渡所得税を試算。空き家の3,000万円控除の要件判定つき
- 相続空き家の3,000万円控除 判定と節税額の計算建築時期・一人暮らし・売却期限・1億円以下などの要件を一つずつ判定し、控除あり・なしの税額の差を表示
- 空き家の維持費・年額シミュレーション固定資産税、保険、光熱費の基本料金、管理・草刈り、交通費、修繕積立から年額・月額・10年累計を試算
- 解体費用の目安計算構造と延床面積から解体費の幅を概算。付帯工事と、解体後に上がる固定資産税も試算
- 小規模宅地等の特例 適用判定と評価減の概算配偶者・同居親族・家なき子の要件を判定し、330㎡・80%減などで相続税評価額がいくら下がるかを概算
- 相続税の概算計算法定相続人の構成と財産の額から、基礎控除・相続税の総額・配偶者の税額軽減後の納税額を試算
- 相続登記の費用計算登録免許税(0.4%、100万円以下の土地の免税)と戸籍などの実費、司法書士報酬を合計
- 相続の手続き期限カレンダー亡くなった日から、相続放棄・準確定申告・相続税申告・相続登記・空き家特例の期限日を一覧に
- 退職金の手取り計算退職金額と勤続年数から退職所得控除、所得税・住民税、手取り額を試算。勤続5年以下の扱いにも対応
GUIDES
手引き
条文と国税庁・法務省の資料をもとに、実家の相続で判断に必要なことを順番に説明しています。
手続きと期限
SUPERVISION
監修と編集の方針
監修者
田中 美紗子
宅地建物取引士 登録番号 (千葉)第080940号
株式会社フィーノ 取締役
株式会社フィーノ取締役。宅地建物取引士(千葉県知事登録)。本サイトでは不動産の売買・住宅ローン・相続に関わる解説と、諸費用や税金の計算式の妥当性を確認している。
根拠を書く
税率、控除、期限には、民法・不動産登記法・租税特別措置法などの条文と、国税庁・法務省・裁判所のページを出典として付けています。
期限と改正を追う
相続登記の義務化(2024年4月)や空き家特例の延長など、改正があった制度は適用期限と経過措置を書き、改正のたびに見直します。
入力を送信しない
計算はお使いのブラウザ内で行い、財産額や日付をサーバーへ送りません。会員登録も不要です。
相談・媒介をしない
個別の相談、専門家の紹介、不動産の仲介は行っていません。広告を掲載する場合は「PR」と表示しています。
FAQ
よくある質問
相続税は、家を相続すれば必ずかかりますか?
かかりません。課税価格の合計が基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)以下なら、相続税はかからず申告も不要です。子2人が相続するなら4,200万円までです。ただし、小規模宅地等の特例を使って基礎控除以下になる場合は申告が必要です。相続税の概算計算で目安を出せます。
相続登記をしないままにしておくと、どうなりますか?
2024年4月1日から相続登記は義務になり、取得を知った日から3年以内に申請しないと、正当な理由がなければ10万円以下の過料の対象になります。それより前に相続した不動産も対象で、期限は2027年3月31日です(取得を知ったのが2024年4月以降なら、その日から3年)。登記をしていない家は売ることもできません。
実家だけを相続放棄することはできますか?
できません。相続放棄は預貯金も含めた財産すべてを放棄する手続きです。実家だけを受け取りたくない場合は、遺産分割でほかの相続人が実家を取得する形にします。詳しくは実家を相続したくないときの相続放棄をご覧ください。
親が一人で住んでいた家を売ると、税金はどのくらいかかりますか?
昭和56年5月31日以前に建てられた家で、相続開始から3年目の年末まで(特例の期限は2027年12月31日)に売るなどの要件を満たせば、譲渡所得から最高3,000万円を差し引けます(相続人が3人以上なら1人2,000万円)。使えるかどうかと税額の差は3,000万円控除の判定で計算できます。
個別の相談や、専門家の紹介はしてもらえますか?
行っていません。当サイトは公表資料に基づく情報と計算ツールの提供に限っています。登記は司法書士、相続税の申告は税理士、遺産分割の争いは弁護士が専門です。法務局の相続登記の相談や、税務署の電話相談センターは無料で利用できます。
NEWS
お知らせ・更新情報
- 特集「不動産が負動産に!税率が変わるとこんなに変わる」を追加しました。あわせて、住宅用地の特例が外れた場合の税額を評価額の70%(負担調整措置の上限)で計算するよう、維持費・解体費のシミュレーターと関連する手引きを直しました。
- 手引き「相続手続きの流れと期限の一覧」「実家を相続したくないときの相続放棄」を校閲し、経過措置や適用期限などの説明を補いました。
- 手引き「相続手続きの流れと期限の一覧」「実家を相続したくないときの相続放棄」を追加しました。
- 計算ツール「相続税の概算計算」「相続登記の費用計算」「空き家3,000万円控除の判定」「手続き期限カレンダー」を追加しました。
- 宅地建物取引士による監修を開始しました。